飛べ

わーわー言うとります。

素敵やん

・かつて島田紳助さんがテレビの世界で覇者だった頃、いわゆる一発屋芸人と呼ばれる人たちについて「世間の流れはずっと動き続けているから、自分の表現と世間の流れがある時、事故のようにたまたまぶつかって売れてしまうことはある。でもそうやって一度は売れても、そのまま世間の流れに合わせて乗り続けられる能力がなかったらすぐに世間の動きは自分から離れていく。それが売れ続ける人と一発屋の違いや」みたいな事を言っていた記憶がある。細部は合ってないと思うけど大意は合ってるはず。

ツイッターとかやってると誰もが、何の気無しに上げた写真とか動画とか、そこまで何も考えてなかった一言が全然想像してなかったバズをすることがある。けど、そういうのを経験するたびに、ああ、これが「たまたまぶつかった」だけなんだな、という実感を市井の一般人でも味わえる、そういう時代になったんだなって思う。

・ちなみに実家は嵐山で小さいお店をしてたりするので、嵐山がガラガラなのはシンプル死活問題です。おこしやす京都。おこしやす嵐山。どうせ日本国内どこにいたって、もうウイルスも来てるんじゃないでしょうか。

 

Dragon Ashサブスクリプションでの音楽配信を解禁した。かつてBuzz songsViva la revolutionをずっと聴いてた。steady & co.も相当聴いた。そこから、そういえばあの頃、MIHOっていたよな、って思い出した。完全に忘れてた。


MIHO - ESPERANZA feat.Kj,SHIGEO,CO-KEY

今聴いても(むしろ今聴くと)すごくいい。steady & co.のこういう、せつな系な仕事っていうと今となっては「only holy story」が大名曲として残ってるけど、個人的にはこの曲も負けてない、むしろこっちの方が好きかもしれない。あと忘れそうになるけど、この国の音楽のシーンではこの20数年の間に、何度もrap/hiphopとj-popはちゃんと当時の空気や質感に合った融合をした名曲をいくつも、いろんな人やグループが出してそこそこにヒットもさせてきたんだけど、どれも後から歴史修正主義的に「なかったこと」になっていくこと、おそらく後世に編集されて残っていく歴史の中では、この辺の曲って全部「違うやつ」にされていくんだろうな、って思う。違わないからな。僕はそう思ってます。